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ベッドガードで赤ちゃんの死亡事故 経緯と注意点

今年8月、大人用ベッドで眠っていた赤ちゃんがベッドガードの間に挟まって亡くなる事故があったことから日本小児科学会が注意喚起をしています。事故はどのように起こったのでしょうか?

赤ちゃんのベッドといえばベビーベッドを想像しますが、大人用ベッドに眠らせていたり、旅先のベッドで添い寝をするという方も多いはず。
今回起こった痛ましい事故は、大人用ベッドに取り付けたベッドガードとベッドの間に挟まって動けなくなってしまったことによるものでした。

東京都内で8月、大人用ベッドで寝ていた0歳の乳児がベッドガードとマットレスの間に挟まり、死亡する事故が起きていたことが分かった。乳児の就寝時にベッドガードを使用したケースでは同種の事故が国内外で確認されており、日本小児科学会が注意を呼びかけている。
「ベッドガード」使用で乳児死亡 学会が注意呼びかけ:朝日新聞デジタル

寝返りを始めた赤ちゃんは、柵のないベッドから落ちてしまうことも。
寝返り前でも、動きの活発な赤ちゃんならどんどん端へ行ってしまいます。
筆者も大人用ベッドに少し寝かせた隙に落ちてしまったことが。

小児科学会で警告に出ている例でも、寝返りを始めた赤ちゃんがベッドガードに挟まれてしまったという、同様の経緯でした。

▶️日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会 Injury Alert(傷害速報)[PDF]
(写真も上より)

そんな赤ちゃんの安全を思って、転落防止のために付けたベッドガードで亡くなってしまう、という悲しい事故。
大人用のベッドガードはバネなどで伸縮性を持たせることで体の当たりを柔らかくしているものが多く、通常使用時にはそれが寝心地に貢献するのですが、赤ちゃんは小さいためその隙間に入り込んでしまうことが。
身動きが取れなくなった赤ちゃんの顔がベッド等に押し付けられることで、窒息してしまうのです。

ベッドガードにも注意書きがあるのですが…

(同上より)

生後18カ月未満には絶対に使用しない旨の注意喚起が表示されていたものの、保護者は気づかず使用していたという。ベッドガードの使用で外傷や死亡につながる恐れもあるとして、注意を呼びかけている。
https://www.m3.com/open/clinical/news/article/533693/

「赤ちゃんが落ちてけがするのを防ぎたい」と子を思う一心で購入した親御さんにとって、想像もしなかったことでしょう。
どんなものを使うにも、赤ちゃんのために使用上の注意は念のため目を通すようにしなければ…と感じました。
また、住宅事情によるところが大きいですが、大人ベッドで眠るならなるべく壁側にする、ベビーベッドを検討する、赤ちゃんにも使えるベッドガードを使うなど、対象年齢をふまえて選ぶようにしておくのが良さそうです。

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