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液体ミルク、夏にも販売開始へ

常温で長期保存でき、そのままで赤ちゃんに飲ませられるので災害時等の利点が大きく、国内での流通を望む声が上がっていた液体ミルク。この夏にも解禁となりそうです。

国内では製造されていない「液体ミルク」。その販売実現へ向けて協議されていました。

液体ミルクがついに実現?

上の記事が約1年前の2017年3月。
それから乳業団体での試験等が行われ、ついに実現が目前となりました。

12日にあった厚生労働省の専門家部会で、製造や保存方法の基準を盛り込んだ省令改正案を示し、了承された。内閣府の食品安全委員会による健康影響評価や一般からの意見公募を経て、夏にも省令が改正される見通し。
液体ミルクの販売、今夏にも解禁へ 育児負担軽減に期待:朝日新聞デジタル

もともとは東京オリンピックでの外国人旅行客増加に向けて、海外で広く普及している液体ミルクの販売ができるよう2020年を目標にしていました。
それが1年で安全性が検証されたことになります。

試験では、加熱処理で殺菌後、常温で長期間保存したが、微生物や細菌の存在は確認されず、乳児に必要な栄養成分が残ることも分かった。賞味期限は、金属缶やレトルトパウチの場合は9~12か月、紙パックは6か月を想定している。
乳児用液体ミルク、今夏にも解禁…災害備蓄に利用も:yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

震災時、海外からの救助物資として運ばれてきた液体ミルク。
清潔な水の確保が難しく、また母体の栄養が偏りそれまでのように母乳が出なくなることもある非常事態に、たくさんの赤ちゃんを支えることができました。
液体ミルクがあれば、水や食料品などと同じく、いざという時のために市区町村と同様、家庭でも備蓄が可能です。
缶やパウチで9〜12ヶ月、紙パックでも6ヶ月の常温保存ができるとなると、離乳のタイミングも合わせて考えると、何度も何度も買い直しする必要はなさそう。
もちろん毎日の生活でも、気軽に手早くミルクをあげられる便利さは大変重要です。
調乳の煩わしさがなくなることで外出のハードルが下がる人も多いでしょう。家族や親族など、積極的に関われる人が増えるかもしれません。

液体ミルクをきっかけにして、災害時の安全な栄養確保はもちろん、赤ちゃんのお世話の輪を拡げることができたら、赤ちゃんにとっても家族にとっても大きなプラスになるでしょう。

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