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月とみのり図書館

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8月の図書館

妊婦さんとおかあさんのための「月とみのり図書館」今月はこちら。「どこいったん」「ちがうねん」「みつけてん」の3冊です。

どこいったん


どこいったん
ジョン・クラッセン (著) 長谷川義史 (訳)

絵本を読むときに、どこか恥ずかしいような、照れるような気持ちがあって、うまく読めないなぁと思っていた時に知ったこの3部作。
文章はすべて、くだけた関西弁の話し言葉で描かれているので、関西人ならすらすらと読めるはずです。
肝心の内容は、帽子を失くしてしまった「くま」が、いろんな生き物たちに帽子のありかを訪ねて探すお話です。
可愛らしいイラストからは想像できない、少しシュールでびっくりの展開ではありますが、はっきりした答えが描かれていないので、読み手が色々と想像して答えを推察しながら読むことができる作品です。
私にとっては、この関西弁と驚きの展開ですっかり忘れられない一冊となりました。

ちがうねん


ちがうねん
ジョン・クラッセン (著) 長谷川義史 (訳)

「ちがうねん」は前作「どこいったん」に続く第二弾の作品です。
今回は場所が変わり、海の中のお話。前作と展開は似ていますが、今回は探す側ではなく、持って行った側の目線で描かれています。
どうして持って行ったのか?という心の動きや気持ちが描かれていたり、裏切る生き物が出てきたりで色んな教えになりそうです。
前作同様に関西弁で描かれた内容はシュールですが、イラストのかわいらしさで中和されているように思います(笑)
また、イラストのコントラストがはっきりしていて、絵もダイナミックなので、小さなお子様でも楽しめると思います。

みつけてん


みつけてん
ジョン・クラッセン (著) 長谷川義史 (訳)

前作、前々作に続く第三弾は、同じ帽子を題材にしたストーリーではありますが、前作とは視点の異なる内容となっています。
ついつい前作を知っていると「もしや?」と邪推していまいますが、今作は仲良しカメさん2匹のちょっと間抜けで可愛らしい、ほっこりしたお話になっています。
1つしかないものを2人が欲しいときは、どうしたらいいかな?
カメさんたちはとってもユニークな方法でこの問題を解決します。
自分ならどうする?と問いかけながら読んでみてください。

おすすめ人プロフィール

いまいりえ

ベリーダンサーとして数々のショーに出演したり、関西のダンススタジオでインストラクターを務めておりましたが、昨年男児を出産し、現在育休中。
毎日愛しい我が息子のために絵本を読み聞かせています。息子はすっかり絵本好きに。
息抜きはおいしい店探し。息子を連れてあちこち出かけています。産後ダイエットが全く進まないどころか増量中。
そろそろ、もそもそと本格的に動き始めたくなった今日この頃。まずは体を戻すべく奮闘中。

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