いざという時のために。赤ちゃん病気の心構え
熱が寝た!発疹!肌荒れ、ケガ…些細なことから大きな病気まで、赤ちゃんの不調はさまざま。小さなことでも不安になったり、どうすればいいのか分からなくなることも。そんな時のために準備できること、探してみました。
小さな赤ちゃんが苦しむ姿を見ると、どんなに軽い不調でも不安を持ってしまうもの。
まして初めての時はなおさらです。
いざという時のために前もってできること…
いったいどんなことがあるでしょうか?
妊娠中から、まずは赤ちゃんの病気とホームケアの本を一冊常備して。
写真が多いものが実感しやすくて◎。
パラパラと流し読みでも構わないので眺めてみると、だいたいどんなことが起きるのか事前に想像できます。
一度見ておくと、実際に不調になっても、冷静な判断ができますね。
症状別の対処の仕方は、こちらのサイトが便利。
こども医療ガイド【東京都】
症状を選択することで、医師にかかる緊急度を測ることができます。
もし熱が出たら、どういうところを見れば良いのか?
食欲がない時にはどうすればいいの?
などいろいろと想定しながら見ておくと、事前の心構えに。
もちろん、実際に症状が出ている時には強い味方になってくれます。
また、赤ちゃんから児童期までのさまざまな病気に関する説明もあり。
夜の発熱。これって朝まで待つの?救急車を呼ぶの??
いろいろ調べたけれど、どうしていいか分からない!
…なんて時には、小児救急電話相談へ電話。
夜間や休日でも、小児科医師や看護師が症状を聞いてアドバイスをしてくれます。
(実施時間帯はお住まいの都道府県によって異なります)
サイトには子どもの事故に対する救急措置も載っています。
ホームケアで様子を見よう、ということになったら、あると安心な赤ちゃん用のもの。
まずは体温計ですね。
OMRON 電子体温計 MC-682 けんおんくん
体温計といえば脇に挟むものがメジャーですが、赤ちゃんが嫌がることも多々あります。
最近は赤ちゃんの使用に配慮して短時間で済むもの、先が柔らかく曲がり異物感が少ないもの、耳で測るもの、おでこで測るもの…などさまざまな体温計が出ています。
ただ、測りやすいけれど誤差があるという感想を聞くことも。
どんな体温計を選ぶにせよ、不調時に急に使うのではなく、普段から慣らしておくのがおすすめです。
平熱を知ることができるし、体温計に対する拒否感を減らしておければいいですね。
発熱時には冷やして楽にしてあげたい、と思うものですが、高熱なのに動き回って困る、なんてこともよくあります。
眠っていても寝返りで水枕からずれてしまったり、おでこに貼るタイプの冷却シートは口を塞いでしまう恐れがあったり…
そんな赤ちゃんにはわきの下で体熱を下げるグッズが便利。いくつかのメーカーから出ています。
チュチュベビー わきの下専用ちょいパットアイス
大きな血管が通るわきの下を柔らかいジェルパットで冷やすことで、体温を下げることが期待できます。
そけい部(足の付け根)用のものもあり。
使用の目安は、赤ちゃんが気持ち良さそうにしているかどうか。
冷ましすぎないように、服の上から装着するなど様子を良く見て使いましょう。
ひも状のゴムを使うものは、使用中は巻き付きなどのチェックを欠かさないように。
小さなけがに対しても、絆創膏など一般に救急箱に入っているようなイメージのものは用意しておきたいものです。
使わなければいいけれど、あると安心なもの、のイメージで準備しておくと良いかもしれません。
いずれも、備えあれば憂いなし。
赤ちゃんがつらい思いをしている時に、少しでも余裕をもって対処してあげられるよう、元気なときから用意しておけると安心ですね。