これが正解!妊娠&授乳中の葉酸の摂り方

月とみのりアンテナ

多くの人が妊娠に気づいて、妊娠を希望して、初めて知る栄養素…それは葉酸。サプリメントや食事での正しい摂り方、知ってますか?

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妊娠すると「お酒はやめる」「カフェインは摂りすぎ注意」「生ハムやスモークサーモンは避ける」「たばこ厳禁」など、いろいろな注意が必要になり、多くが出産後の授乳中も続きます。
一方で摂取をすすめられるのが、葉酸。基本的なビタミンやカルシウム、はたまた美容雑誌などでコラーゲンやイソフラボンなら見たことがあるけれど…。
いったいどんなものに入っているのでしょうか。

ブロッコリー、ほうれん草、グリーンアスパラガス、枝豆などの野菜や、いちご、アボカド、マンゴーなどの果物に多く含まれます。

そのまま食べられるといえば、納豆も葉酸が豊富なんですよ。

ごま、きな粉、くるみにも葉酸は多く含まれています。

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野菜、くだもの…納豆にも!いちごやアボカド、枝豆など気軽に食べやすいものにも入っているのですね。ごまやきな粉も、ごはんやおかずにどんどんふりかけて食べられそうです。
調理する際の注意点はあるのでしょうか。

葉酸は熱に弱く水に溶けやすい性質があるため、煮汁もいっしょに食べるとよいでしょう。
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葉酸は体内に摂りだめができないため、毎日摂取することが必要です。
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でも「簡単」と言えば、サプリメントがいちばんラクな気がするのだけど…?

葉酸の摂取は、基本的には十分な野菜を含むバランスのよい食事からがベストです。
ただし、最近では、神経管閉鎖障害のリスク低減の目的で、通常の食品からの葉酸の摂取に加えて、サプリメントなどの栄養補助食品からの葉酸の摂取(400μg/日)がすすめられています。

神経管閉鎖障害のリスク低減が必要な期間は、つわりの時期とも重なります。
食べたくても食べることができない場合もあるので、サプリメントからの葉酸の摂取は有効と思われます。
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ほら、やっぱりサプリメントが良さそうじゃない!?

サプリメントに含まれる葉酸は食品中の葉酸と構造が異なっていて、体内での吸収がいいんです。

通常の食事では葉酸の過剰摂取の心配はないのですが、サプリは注意が必要です。
サプリメントからの葉酸摂取量は1日当たり1mg(1000μg)を超えるべきではないとされています。
製品の表示や注意事項をよく読み、主治医の先生と相談のうえ利用されることをおすすめします。
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摂れば摂るほどいい、なんて安易な考えはNG。サプリメントでの葉酸の摂りすぎには注意が必要なのですね。
体内に摂りだめできない葉酸、毎日意識して食事から取り入れるのがおすすめです。
妊娠〜授乳中は、栄養学に基づいた産育食レシピでバランスのいい食事を心がけましょう。

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